資金計画と売上計画

その他料金の設定の仕方

料金の調整はこちらの別途料金で行う

○入会金

これは初回のみ、初めてのお客に払ってもらいます。金額は1000~3000円です。リピーターが増えるまでは無料にしておく方法もあります。

 

○指名料

特定の女性を指名した場合には指名料を支払ってもらいます。これも1000~3000円です。指名料については半額~全額を女性コンパニオンに渡します。そうしてコンパニオンの働く意欲を高めます。当然サービスが向上すればリピーターも増え、結果的にお店に利益をもたらします。

 

○オプション料金

オプションサービスを追加した場合に請求します。料金については、オプションの内容によります。

 

○延長料金

規定のサービス時間を延長した場合に請求します。料金については、60分コースの基本料金÷60x円長時間(10分単位)が相場です。もとのサービス料金の変更はしませんが、それでも何かしらの理由で増減させる場合には、こちらの別途料金で調整します。こちらであれば、お店の信用にも影響は与えることはありません。

サービス料金の設定の仕方

それぞれが微妙に違いを出している

デリヘルのサービス料に規定はありません。あなたが自由に設定してかまいません。といっても、料金が高ければお客はライバル店に流れてしまい、料金が低ければ利益が少なくなります。料金の設定は売り上げと利益を左右するので、思い込みだけで決めず、慎重に客観的な妥協性によって決める必要があります。

デリヘルの料金は、まず「サービス時間の長さ」によって異なります。ほとんどの場合、40分、60分、90分、120分というコースにわけて設定していきます。たとえば、40分コースでも、18時までは1万2000円、24時までは1万5000円、ラストまでは1万7000円と、時間帯がもうひとつです。

そして、原則的にライバル店の価格帯を無視した設定はありえません。ですから、よく調べて必ず参考にします。たとえば、ライバル店の金額から1000~2000円を引いた額に設定したとして、別途料金やサービス時間短縮なので調整するようにします。

また、性風俗業もよく参考にされます。

運転資金の用意

現金商売とはいえ、前払い分がるので安心できない

さて、開業資金のほかに運転資金というものが必要です。「風俗業は現金商売だから、運転資金が必要ない」という考え方は間違いです。こういう考えの事業者は、だいたい失敗するタイプです。

確かにデリヘルは開業してしまえば、お客が来る限り毎日現金の収入がります。女性コンパニオンの給料は、売り上げからの歩合ですし、男性スタッフの給料は月末、家賃・水道光熱費も月末なので、すると手元にまとまった現金ができてしまいます。

これを運転資金にすればよい、と考えてしまうのです。売り上げが順調であればどうにかなるでしょう。しかし、客入りには普通波がありますし、キツイときこそ広告を増やさなければならないのです。しかも広告費の支払方法はほとんどの場合、前払いです。

営業を開始して入ってきた売上金を運転資金にする場合、かさむ広告費の支払いに注意しなければなりません。夕刊紙は日刊なのでスペースに秋があれば、すぐに掲載できます。しかし、もっともこうかある風俗情報誌は月刊誌のため、発売日の約40日前(雑誌や広告代理店に異なる)までに広告費を支払わなければなりません。

もう少し余裕があるときの試算

とりあえず、200万円は用意しておきたい

前項で紹介した開業資金100万円というのは、いわば最低のラインです。これ以上切り詰めるとメリットよりもデメリットの方が目立ってしまいます。開業資金は多いに越したことはありません。

できれば、200万円以上は用意したいところです。

その用途ですが、事務所の物件については間取りの広い物件にする必要などはありません。ですが、事務所の近くにに車(送迎車)を停めておく駐車場を借りましょう。

駐車場賃貸契約料で20万円前後。これは2台分です。

そして、もっと資金を注入したいのが広告費です。

風俗情報雑誌の広告枠を増やしましょう。資金に余裕があるからといって、カラー1頁分は必要ありません。横4分の1頁、または横2分の1サイズで複数の雑誌に掲載すると効果的です。月30万円と考えましょう。

プラス女性コンパニオンの募集広告も多めにかけておきましょう。応募者が多ければ、そのなかから指名をおおくとれそうな女性をそれだけ多く選べることになります。10万円(追加分)。

その他、備品に10万円(追加分)。残りは運転資金にあてるとよいでしょう。基本的に女性コンパニオンを増やし、広告媒体数を増やす戦略が基本です。

 

開業資金の試算 その2

○備品等

電話加入権(2万5000円)、電話機(1万5000円)、携帯電話(8000円)、机(1万円)、テーブル(1万円)、カーペット(1万5000円)。計8万3000円。

 

○宣伝費

三行広告が、3行20日分、14万円。

雑誌枠広告が、カラー4分の1頁、2誌分、18万円。計32万円

 

○募集広告費

高収入アルバイト情報誌(女性コンパニオン)、1色8分の1頁、14日分、5万円。夕刊紙の三行広告(男性スタッフ)、2行、20日分、4万円。計9万円

 

合計額は94万円1000円となり、私が「デリヘル開業のQ&A」で書いたとおり100万円以内で収まりました。わずかこれだけの資金で開業可能なのです。しかし、これはあくまでも試算です。賃貸契約料だけで60万円かかることもあるでしょうし、パソコン代をセットで30万円ほど必要かもしれません。あるいは、広告は一媒体だけで十分かもしれません。

開業資金で失敗しないコツは、余裕を持たせて現実的に対応できるようにしておくことです。安く収めるに越したことはありませんが、お金をかけるべきところと絞るところを明確にし、必要であればその部分には費用を惜しまないようにします。

家賃をケチるあまり、ワンルームに押し込めた例を紹介しましたが、マイナス効果は避けなければなりません。その逆に、「パソコンは自分の今ある者でもよい」というように、バランス感覚を大事にしてください。